プレスリリース

06.04.2023

マレリ、上海モーターショー2023に出展自動車の「パーソナリティ」と「パフォーマンス」へ貢献するマレリ技術でお客様とモビリティの未来を共創

"

2023年4月6日

マレリは、2023年4月18日~27日にインターナショナル・エキシビジョン・アンド・コンベンションセンターで開催される「上海モーターショー2023」で、最新のイノベーションを披露いたします。マレリのブース(Hall 1.2H、Stand 1BF01)では、お客様やテクノロジーパートナーとのモビリティの未来の共創へ向けて、 「Co-Create What's Next(お客様と「次」を共創する)」 をテーマに、対話型の魅力的な体験を提供いたします。

ブースではマレリのデジタル・デザイン・スタジオを展開し、ブースを訪れたゲストの皆様は、厳選されたライティング、センシング、エレクトロニクス、内装から任意のアイテム・機能を選択することで、その場で「自分の車」を構成、マレリ製品でゲストの皆様のブランドを具現化していただくことが出来ます。また、マレリは、中国市場に最適な製品を含め、自動車の「パーソナリティ」と「パフォーマンス」に貢献する製品を発表いたします。

自動車の「パーソナリティ」の領域では、車の360°照明を実現し、車両を超えたコミュニケーション、安全機能、およびブランディングを可能にするマレリのライティング&センシング技術を展示します。体現例として、車の周囲の路面にウェルカム・メッセージや警告等の安全性メッセージなど様々なコミュニケーション・メッセージを投影表示するニアフィールド・グラウンド・プロジェクション(Near-Field Ground Projections)技術や、ライティングシステムとセンサーを統合させることで、メッセージや、ソフトウェアでアニメーションの多様化を実現するカスタマイズされたライティング要素を表示や投影する、イルミネーション付きフロントパネル技術があります。

マレリはまた、コンピュータハードウェア、ソフトウェア、魅力的なユーザーインターフェイス、およびインフラストラクチャなどに関わるマレリの最新のイノベーションを搭載し車両のインテリアを具現化した 「インキャビン・アドバンスド・テクノロジー・ショーケース(In-Cabin Advanced Technology Showcase)」 をプレミア公開します。未来の車のキャビンにとって、素材の選択はますます重要性が増しています。マレリは、持続可能で環境に配慮した素材や、バックライト透過素材などを展示し、その様々な素材、マテリアル・コレクション(Material Collection)を実際に触れて感じることができる 「タッチ&フィール」 体験をブースで提供いたします。自動車の「パーソナリティ」に違いを生み出すマレリの提案を存分にご体感ください。

自動車の「パフォーマンス」へ貢献する技術のひとつに、フルアクティブ型電気機械技術(Full Active Electro mechanic technology)として知られるマレリの電気機械式アクチュエータがあります。これは最適な減衰力と自己誘起した反力を提供することでロール・ピッチ・ヨー角や振動を最小限に抑え、お客様へ新たなサスペンション構造を提案するものです。またその他のシャーシソリューションとしてセミアクティブ・ツインバルブシステムなども提案しており、非常に短い応答時間で、リバウンドとコンプレッションを独立して、より広範にチューニング可能な技術をお客様に提供しています。

eモビリティのニーズに対応するソリューションとして、マレリは、ワイヤーハーネスを90%削減させたワイヤレスバッテリーマネジメントシステム (wBMS) と、ツイン設計により2つの独立した電気機械を統合した高電圧eAxleソリューションを展示します。この高電圧eAxleソリューションは900 V以上で動作可能で、2つの独立したシリコンカーバイド・インバータを動力源とし、非常にコンパクトかつ軽量な設計により、クラス最高の電力密度を確保しながらトルクベクタリングやブースト充電などの高度な機能を実現しました。

内燃機関向けのパワートレインでは、パワートレインと車両を制御する統合型マルチドメインコントローラを提供しています。推進力、トルク調整力の向上、サーマルマネジメントや、垂直および縦方向のダイナミクスが一体管理されることで車両アーキテクチャは簡素化し、搭載される制御ユニット数が削減され、重量や排出ガスの削減へと繋がります。

車両メーカーが排出ガス規制を満たす支援をする、ガソリンおよびディーゼルエンジン用バーナーアクティブ触媒加熱システムもマレリの展示の見どころです。当製品は、エンジン出力に影響を与えることなく燃料消費量を削減するもので、大幅な排出ガス削減(CO、HC、NOx等)と触媒の昇温時間の50%削減を実現し、また、あらゆる条件下かつ非常に低温度で始動することが可能です。

マレリは、中国国内で22か所の生産拠点、8つの研究開発センター、また現地パートナーと9社の合弁事業を展開しています。中国国内でイノベーション、品質、研究開発能力を組み合わせ、現地のお客様やパートナーに寄り添って連携し、中国市場のニーズに合わせた最先端ソリューションの具現化を基幹として、中国市場でそして世界で成長を促進します。

"