08.04.2024

マレリ、北京オートショーに出展 デザイン主導のイノベーションへの旅と最新技術を披露

  • 来場者は、車両のパーソナライゼーションを可能にする技術と共創プロセスを体験
  • マレリならではのソフトウェア定義車両革命の支援手法、クラウド内の車両コンポーネントを再現するデジタル・ツイン技術を可視化
  • マレリの最新デジタル・コックピットであるソフトウェア定義インテリアでは、車両オーナーがパーソナライゼーションできる機能を体感

自動車業界をリードするモビリティ技術サプライヤーであるマレリは、2024年4月25日から5月4日までの北京国際自動車展示会で最新のイノベーションを披露します。マレリ展示ブースは北京の仮設展示ホールW1-W01に位置し、マレリのデザイン主導のイノベーションの紹介は招待予約制で、中国市場に焦点を当てた最新技術を展示します。

マレリブースは、車両の共創プロセスのフェーズに沿った各エリアを巡る旅としてデザインされており、来場者はマレリの技術アプローチ、ノウハウ、およびソリューションを体験できます。まず、Co-Creation @Speedエリアでは、マレリのソフトウェア定義車両の価値提案が提示され、アーキテクチャのスケーラビリティ、ソフトウェアの移植性、ゾーン制御の標準化、クラウドの仮想化をサポートする手法を展示します。マレリのデジタル・ツイン・デモンストレーターは、クラウド内で車両のコックピットを再現する方法を示し、設計、テスト、シミュレーション、およびOTA(オーバーザエア)を介した機能の展開を加速します。

次のエリアでは、マレリのデモカーに座って、来場者はソフトウェア定義インテリア・コンセプトを体験します。集中化されたアーキテクチャに基づき人工知能(AI)によって駆動されるこの車には、高度なオーディオとサウンド・ゾーニング、電動格納式ディスプレイとインテリアコンポーネント、コンソール内投影、エコ素材、マルチファンクション・インターフェース、カスタマイズ可能なピラー・トゥ・ピラー・ディスプレイなどが含まれています。

ヘッドランプ関連では、LiDARセンサーの動作デモンストレーションを含む照明技術と360°コミュニケーション技術を展示します。その他にも、光でブランド・シグネチャを実現するファイバー・オプティクスを組み込んだLASERワイヤー・リアランプ、道路路面投影機能を備えた超高精細マイクロLEDモジュール、シグナルライト、最新の電子および光ドメイン制御ユニットがあります。 CES 2024年で披露したLeanLightコンセプトは、ハードウェアデザインを簡略化し、重量を軽減し、CO2排出量を削減し、従来の照明製品よりも低コストで同等性能を実現する画期的技術です。

持続可能な車両性能を促進する技術は、インタラクティブ・エクスペリエンス・ラボとして展示します。フルアクティブ電気機械式サスペンション・システム、統合熱管理モジュール、バッテリー冷却プレート、スマートアクチュエータ、ダブル・バルブ・スマート・ダンピング制御、AIによって駆動されるワイヤレス・バッテリー管理システムが展示されます。

「マレリにとって中国は極めて重要な市場です。私たちが中国の自動車メーカーに対して強固なプレゼンスと強力なパートナーシップを築いていることは、当社の技術力とコミットメントを実証しています」と、マレリ中国の社長であるデイビッド・ファンは述べています。「私たちのデザイン主導のイノベーション、顧客や技術パートナー、サプライヤーとの共創アプローチは、中国市場において、国際的自動車メーカーと地場の自動車メーカー双方の異なる製品ニーズに応えることを目指しています。中国における新エネルギーや車両インテリジェント化の急速な進化への対応は、マレリの専門知識と戦略が得意とするところです。」

訳注:当文書は2024年4月8日に発表された英語版プレスリリースの翻訳です。プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語版が優先されます。

マレリについて
マレリは自動車業界をリードするモビリティ・テクノロジー・サプライヤーです。技術革新と卓越した製造において確固たる実績を持つ当社の使命は、お客様やパートナーとの協力を通じてモビリティの未来を変革し、より安全で環境に優しく、より良いコネクテッド・ワールドを創造することです。全世界に約5万人の従業員を擁するマレリは、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカに170の施設と研究開発センターを有しています。