ヒストリー
カルソニックカンセイ株式会社とマニエッティ・マレリ社の経営統合によって2019年に誕生したのがマレリ社です。この経営統合は、両社の製品ラインナップと地理的ネットワークを高いレベルで相互補完するものでした。
マレリ社の創設は、クオリティとイノベーションの一体化であり、新たなグローバル自動車部品サプライヤーの誕生を意味するのです。
80年の歴史を持つカルソニックカンセイ社は、クオリティと卓越した製造技術 (モノづくり) においては業界トップクラスの存在でした。カルソニックカンセイ社は拠点のある日本からアジアや欧州へとその事業を展開し、インテリアエクスペリエンス (コックピットモジュール/インテリア)、空調システム、熱交換器、コンプレッサーの分野でリーディングカンパニーとしての地位を確立しました。
1919年に設立されたマニエッティ・マレリ社はエンジン業界のパイオニア企業として知られており、拠点のあるイタリアから欧州、北南米、インド、中国へと事業を拡大し、その歴史において、エレクトロニクスとパワートレイン (磁石、キャブレター、インジェクタ、電子イグニッションシステム、ECU、ナビゲーション、テレマティックシステム)、ライティング (キセノン、LED、レーザー技術の導入)、モータースポーツ (電子制御ユニット、F1初のセミオートマチックトランスミッション、リアルタイムテレメトリー、KERSハイブリッドシステム) の分野でリーディングプレーヤーとなりました。
2019年、マレリブランドとブランドロゴが誕生。
マレリのロゴは、両社がお客様とともに長年築いてきたイノベーションとモノづくりの歴史に歴史を継承し両社のコーポレート・カラー(旧カルソニックカンセイのライトブルーと旧マニエッティ・マレリのダークブルー)を採用しています。
ロゴは2つの幾何学的図形で形成され、高い精度のエンジニアリングと技術力を表しています。さらに、上向きの2つの矢印は発展と未来を表すと同時に、2つの強い企業が調和の精神のもとで1つになることを意味するものです。