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2021年12月21日
世界的大手独立系自動車関連サプライヤーのマレリは、2022年1月5日~8日に米国ネバダ州ラスベガスのウィンホテル(Wynn Hotel)で開催される「CES 2022」で、その最新イノベーションを紹介します。招待制のスイートルームにおいて、マレリ社内の専門的知見と強力なパートナーのエコシステムを活用して実現したテクノロジーを展開します。CES 2022でのマレリのホスピタリティスイートでは、ライティング、センシング、エレクトロニクス、インテリア、および電動化ソリューションにおけるマレリの最新のイノベーションをご覧いただけます。
ADAS(先進運転支援システム)と自動運転を支えるセンサー
マレリは、ソリッドステートLiDARの開発者であるXenomatix社と提携して、信頼性と柔軟性を備えた世界最小クラスのセンサーを提供し、再利用可能で高い統合性を実現しました。またWHST社と提携して、150m~250 m離れた物体を検知できる77 GHzと79 GHzの4 Dレーダーの開発にも注力しています。
スタイリング要件を満たす統合センサー
2017年以来マレリは一貫して、車両のヘッドランプとテールランプを活用した、独自のセンサー統合アプローチを実証してきました。マレリは今回のCESにおいて、レーダーが組み込まれたヘッドランプと、ドイツの大手自動車会社向けに開発された発光フロントパネルを展示する予定です。
複雑な電子アーキテクチャの管理を簡略化できるテクノロジー
マレリは、車両の電子アーキテクチャの進化をサポートするために、CDC (コックピットドメインコントローラー) を導入しました。2つのオペレーティングシステムと最大4つのディスプレイを管理できる統合CDCによる、フレキシブルなDyna-View 24インチ・ワイドディスプレイをご覧ください。
スマート・サーフェスにより美しくストレスのない方法で情報管理
マレリのセントラルコンソールは、ユニークな曲面ガラスに光学的に貼り付けられたタッチスクリーン・セントラルディスプレイを搭載し、埋め込み照明と透明な多機能レイヤー技術を備えています。また、人工皮革、ピアノブラック (高光沢) 、メタリックなどの半透明で装飾的な素材を使用し、乗員にインディケーターや警告を表示します。
安全な相互作用を促進するハプティック・コントロール(触覚制御)
マレリは、ユーザーに触覚による反応を提供するハプティック(触覚)ボタンを備えた電動クロスオーバー車用のダッシュボードを開発しました。運転者は道路から目を離さずに車両と通信できるため、この機能によって安全性を高めることができます。
電動パワートレインの未来:サーマル・電気エネルギーの流れを管理・制御・最適化する技術
マレリのスイートルームでは、展示されている同社の800 V 電動モーターをポルシェ・タイカンで回転させ、このモーターのパワーを直接感じることができます。マレリの自動車と二輪車用のインバーター技術がe-アクスルとともに展示されます。TAE Technologiesの次世代電力変換、サーマルマネジメント、およびバッテリー最適化ソリューションをご覧ください。
マレリのIAQシステムは、2022 CES Innovation Award Honoreeに認定され、ベネチアンホテル(Venetian Hotel)の受賞者ショーケースに展示されます。IAQは、二酸化チタンフィルターを備えたUV-AおよびUV-C光を利用して、新型コロナウイルスなどの細菌やウイルスを引き起こす粒子を破壊します。
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