19.12.2019

マレリ、Plug and Playのスタートアップ・エコシステムに参加しスタートアップ企業との連携を強化

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【2019年12月16日、さいたま】

大手自動車関連サプライヤーのマレリ(MARELLI)は、このほど、世界的大企業とスタートアップ企業とを結びつける世界最大のイノベーションプラットフォームであるPlug  and Play LLC(以下Plug and  Play)と、自動車分野におけるパートナーシップ契約を結びました。このパートナーシップを通じて、マレリは選りすぐられたスタートアップ企業との関係を強化し、未来のモビリティ技術とソリューションに向けたイノベーションを加速してまいります。

シリコンバレーに本社を置くPlug and  Playは、現在、世界中で25を超える拠点を有しています。同社はスタートアップ企業と起業家の独自のエコシステムを立ち上げ、大手企業がスタートアップ企業と協業・出資などを目的とし、さまざまな業界にわたるオープンイノベーションの一環として期間限定で行われる「アクセラレーションプログラム」を運営しています。

マレリは、このアクセラレーションプログラムに参加することで、独自の先進モビリティ技術に特化しているスタートアップ企業を厳選しアクセスすることを狙いとして、個別面談やディールフローセッション、ネットワーキングを通じたスタートアップセクターとの関係を強化できるようになります。

マレリのグローバルテクノロジーセンター長・堀亮一は、次のように述べています。

「このパートナーシップはとてもエキサイティングなものです。当社は現在、オートノマスドライビング、コネクテッドシステム、インテリアエクスペリエンス、エレクトリフィケーション、グリーンテクノロジーという複数の技術領域を強化し、将来のモビリティ社会に貢献するソリューションの開発に力を入れています。なかでも""インテリジェントキャビン""は、未来のコネクテッドシステムと快適なインテリアを具現化する重要なソリューションであり、Plug  and  Playとのパートナーシップによって、当社とシリコンバレーの最先端スタートアップ企業とのコラボレーションを通じた革新的HMI(Human  Machine Interface)の実現が可能になります。」

マレリについて

マレリは、お客様のグローバルなパートナーとして、革新的かつ柔軟な企業を目指しています。イノベーションとモノづくりで定評のあるイタリアと日本を拠点とする2つの自動車関連サプライヤーが統合して誕生しました。欧州、米州、アジア太平洋地域に約170の工場と研究開発拠点を有し、埼玉県さいたま市とイタリアのコルベッタに事業本社を置きます。

Plug And Playについて

Plug and Play 

は、シリコンバレーに本社を置き、かつてない速さで技術を進化させるためアクセレレータープログラムやコーポレートイノベーションサービス、社内ベンチャーを立ち上げてきた世界最大のイノベーションプラットフォームです。2006年の創立以来、同社のプログラムは全世界に広がり、世界で25を超える拠点が、シリコンバレーや他地域でのスタートアップ企業の成功に必要なリソースを提供しています。これまで、10,000社以上のスタートアップ企業と300のオフィシャル企業パートナーとともに、さまざまな業界で優れたスタートアップ・エコシステムをつくりあげてきました。また、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタル200社に積極投資し、年間700件以上のネットワーキングイベントを主催しています。同社と関係のある企業は、Danger、Dropbox、Lending

 Club、PayPalなどのポートフォリオのイグジットにより70億ドル以上の資金を調達しています。詳細は、www.plugandplaytechcenter.comをご覧ください。
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